浴室の汚れを落として、快適なバスタイムを
湯あかやカビなどが目立ってきてからお掃除をしても頑固な汚れはなかなか落とせず一苦労・・・。 浴室は、気がつかないうちに汚れがたまってしまう場所なので、こまめなお掃除が欠かせません。 そこで今回は、汚れのつきやすい場所や汚れの種類別に、お掃除のコツをご紹介していきます。
01.床・壁の汚れ・・・ピンク汚れ
浴室の床や壁がピンク色になっていたり、シャンプーなどの容器がヌルヌルしている...という事はありませんか? これは、ピンク汚れといって、カビではなく菌が目で確認できる程まで繁殖してしまったものなのです。
☆お掃除ポイント
ピンク汚れは、除菌・殺菌することが最も重要。 除菌成分配合の洗剤を使い、スポンジなどでこすり洗いをしましょう。 また、ピンク汚れは湿っている場所を好むので、日頃から窓を開けたり換気扇を回したりして、空気の入れ替えをするようにしましょう。
02.排水口の汚れ・・・カビ・水あか
排水口は、カビや汚れが一番多くできる場所。 お掃除をするのも気が重くなってしまいますよね。 髪の毛や石けんカスがたまると水あかができやすくなるうえ、長い間放っておくと、いやな臭いやドロドロとした汚れの原因になってしまいます。
☆お掃除ポイント
週に1度は排水口を取り外してお掃除するようにしましょう。 目皿を外し、髪の毛などのごみを取り除き、洗剤を排水口にスプレーします。 5分ほど時間を置き、シャワーで流します。 細かい部分は使い古した歯ブラシを使うと便利です。
03.浴槽の汚れ・・・湯あか
浴槽にお湯を入れたままにしておくと、浴槽の縁の部分に汚れができます。 これが湯あかと呼ばれる汚れです。 湯あかは、石けんカスや皮脂などが水道水の成分と混ざって蓄積されたもの。 目に見えにくい汚れですが、毎日落とさなければ、ぬめりや浴槽が黒ずむ原因になります。
☆お掃除ポイント
入浴後、お湯を抜かずに、200Lのお湯に対して重曹をひとつかみ(40g程度)を混ぜ合わせ、一晩おきます。 お湯を抜いてから、スポンジに重曹を多めに取り、軽くこすれば湯あかをきれいに落とすことができます。
04.鏡の汚れ・・・水あか
水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムなどの金属イオン、シャンプーや石けんなどのカスが付着して鏡をくもらせます。 これらの汚れは、お湯をかけただけでは落とすことができません。 また、長い間そのままにしておくと、汚れがこびりついてしまいます。
☆お掃除ポイント
浴室用クレンザーをつけたスポンジで、円を描くように磨き、その後、水拭きしてから乾いた布で拭き取ります。 最近では、量販店で鏡磨き用の専用アイテムも売られています。
毎日使う場所なので、 ポイントをおさえながら、快適に過ごせる空間をつくっていきましょう(^^)