こんにちは(^^)/
家を建てる際のプラン検討は、何から決めていきますか?
間取り、内装、設備、外観・・・と、家屋を優先的に決めちゃいますよね。
日頃、家にいることが多いのですから当たり前です。
しかし家屋に気を取られて十分な検討ができないまま
予算が足りなくなって失敗してしまうケースが多い場所があります。
・・・それは"外構工事"です。
外構工事とは?
外構工事とは、家の外側の工事のことで、
門、塀、生垣、物置など家の外に置いたり設置したりする
構造物全般を指します。
エクステリア、の方がよく聞く言葉かもしれません。
エクステリアも、主に家の外の装飾物を指しますが、
門扉、照明、植栽などのほか、家の外の空間・環境を意味しています。
塀を置いて外から見にくくしたり、ライトを設置したりと、
防犯対策も含まれますので大事な工事の一つです。
ところが、家の間取りや設備、外観などを優先して考えてしまい
外構工事・エクステリアに十分な検討が出来ないまま
少ない予算で外構工事を行った結果、
家屋と外構に一体感が無かったり外から丸見えだったりと
後悔してしまうことも。
そこで今回は、
外構工事の失敗例と防止策について紹介いたします。
外構工事の失敗例と防止策
●駐車スペースの失敗
車の大きさに対し、駐車スペースに余裕が少ないと、
乗り降りに時間がかかる、荷物の積み下ろしが難しい等のストレスを抱えることになります。
また折角、カーポートに屋根をつけても、柱の位置が悪ければ
車のドアが開けづらかったり、駐車しづらいなどの不満にもつながります。
さらに駐車スペースが玄関から遠く、
すぐに車に乗れない位置に作ってしまうと
少しの距離ですが、雨の日は傘が無いと濡れる、
重い荷物を運ぶのがつらいなど
小さいストレスが積み重なってがっかりすることも。
防止策として、駐車スペースは使いやすい広さを確保するようにしましょう。
駐車スペース前の道路の広さ、道路に対しての位置関係、
電柱の場所にも注意して作ると良いでしょう。
玄関から駐車スペースまでの動線、
乗り降りの動作などをイメージしておくことも大切です。
また駐輪スペースを駐車場の脇に、と考えているなら
更に広い駐車スペースが必要になります。
家族が増えれば、その人数以上の自転車やバイクを置くこともあるため
駐輪スペースは、駐車スペースとは別に、
ある程度の広さを確保しておくとよいでしょう。
●屋外用の水栓やコンセントを作らなかった
庭の水やりや洗車、犬の散歩から帰ったときに足を洗う、
夏の簡易プールなど、屋外で水を使うことは多いと思います。
また庭でのグランピングを楽しむための照明や調理器具、
防犯上必要な照明など、屋外コンセントがあるととても便利です。
そのため、屋外用の水栓やコンセントを設置する場合は、
よく使う場所の近くがおすすめです。
設置する際は、正面や外から見えにくい位置を検討するとよいでしょう。
●フェンスや塀が無い・位置や大きさがあっていない
玄関が道路から近く、目隠しになるフェンスや塀などの外構がない場合、
玄関の出入りが、近所の人や通りがかりの人に丸見えです。
フェンスや塀の位置や大きさがあっていない場合も同様です。
玄関近くは外からの視線をさえぎるような外構を作るといいでしょう。
また、塀やフェンスで敷地を囲んでいないと、
近隣で遊んでいた子供たちが誤って敷地内にはいってきて、
ご近所さんともめる、といったケースも。
それとは逆に、しっかりと敷地を囲みすぎて、日当たりや風通しが悪くなることもあります。
塀やフェンスをつけること・つけないことには
それぞれメリットと注意点があります。
周囲との人間関係、ライフスタイルなどを考慮した外構を選びましょう。
●ウッドデッキの床素材の選択の失敗
リビングから庭へと続くウッドデッキは人気の外構です。
しかし床の素材を間違うと失敗することも。
たとえば、床に柔らかいソフトウッドを使うと、雨や湿気で早く腐ってしまいます。
ソフトウッドを使う際は、腐朽防止や害虫対策などの加工をしたものを選びましょう。
メンテナンスが容易で高い耐久性をもつハードウッドのイペ材もよく使われています。
また、ウッドデッキは、全般的に真夏の直射日光で表面温度が上がり、
色の濃い素材だと歩けなくなるほど熱くなるため、日よけ対策は必須です。
さらにウッドデッキの下にゴミが溜まらないよう床下から地面まで囲むのもおすすめです。
●生活インフラの設備が目立つ
水道・ガス・電気など生活インフラの設備も外構の一種です。
玄関のすぐ近くの青い蓋の水道メーターや外壁につけるガスのメーターボックスなどは、
家と馴染まずにかなり目立ちます。
さらに電柱からの電気を送る引き込み線も場所によっては目立ってしまうことも。
担当者の方が敷地の奥まで入らずに済んで、
外部からは目立たない位置に設置するよう検討しましょう。
●メンテナンスに手間や費用がかかる
敷地内の植栽は、時間の経過と共に大きく育ち、樹木の剪定に毎年費用が掛かります。
落葉樹が多いと、落ち葉の掃除や処理に手間かかり、
逆に常緑樹は冬も葉が落ちない分、庭や家屋に陽射しが届きにくい場合もあります。
植栽する場合は、樹木が成長したときのイメールを考えて、
種類や本数、配置などを専門家と検討しましょう。
また、外構は屋外にある日差しや雨風の影響を受けやすく、
時間が経つほど傷みが目立つようになってくるため、メンテナンスが必要になってきます。
費用はどの部分を直すかによって異なりますが、
塀やフェンスなど大がかりな工事の費用は大きなものになります。
こうした費用への備えのためにも、外構のメンテナンス費用を
毎月少しずつためておくのが望ましいでしょう。
以上が失敗例と防止策でした。
外構工事がいかに生活に密着した重要なものかわかりましたね。
もし今後、自宅を作る予定がある方は、
最初から外構工事の費用を含めた全体予算を検討し、
家屋と外構のトータルプランニングを進めていくことをオススメします。
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