窓の断熱、遮熱を高めよう

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

お家の断熱の基本は、

①断熱材をしっかりと施工する。
②開口部を断熱する。
③気密性を上げるの3つです。

これらを行えば、「冬暖かく、夏涼しい家」「冷暖房費を節約できる家」を実現させることが出来ます。
今回は、②の開口部、即ち窓枠サッシについて検証しましょう。

従来タイプの窓では、夏には外の熱気の7割取り込み、冬には約半分の室内温熱を逃がしていると言われています。
従い、しっかりとした断熱窓を設置して、より快適な生活を送りたいものです。

断熱: 室内の温かい空気を逃がさず、同時に太陽光のぬくもりを取り入れる。

遮熱: 太陽光を反射し、日射熱が室内に入るのを防ぐ。

窓枠には、大きく分けて次の3種類の材料がありますので、それぞれの特徴・性能を比べてみましょう。

【アルミ】: 軽くて耐候性に優れているが、熱を通しやすく、結露も起きやすい。

【樹脂】 : 熱伝導率が低く、断熱効果が高い。 但し、防火基準で使えない場合もある。

【木製】 : 断熱・気密性が良い。 価格は、少し高め。

上記のアルミと樹脂のそれぞれ良い点を取り入れた【複合サッシ】もあります。
断熱と遮熱のバランスを考えて、お家の各窓の方角(南側、北側、西日)も考慮して使い分けて頂くと理想的です。

最後までお読み頂き、有難う御座いました。ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。

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