長く住むためのお手入れ方法

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

待望の夢のマイホームに住まわれた後は、大切なお家の「長寿命化」のために定期的なお手入れと
メンテナンスが重要です。
特に「自然素材」(無垢の木、漆喰、タイル、石)など、を使った家は、年月を経ることで味わいが増し、
その価値も上がります。

●まず第一に、日々のお掃除と換気が大切!!

①玄関の掃除:

唯一土足で入る場所が玄関です。
ホウキや掃除機でこまめに玄関床のホコリやチリを綺麗にして下さい。
不要になった衣類を、使い捨ての雑巾として使用すると便利です。
下駄箱を綺麗に掃除した後は、除菌スプレーをしておくとさらに効果的です。

②窓の掃除:

外から空気が入ってくる場所ですので、ここが汚れていると室内の空気も汚れてしまいます。
100円ショップでも窓専用のワイパーが購入できますので便利ですよ。
サッシの汚れは、ハタキなどで汚れを落とし、水分があるときは、普段から乾いた布で
ふき取るようにしましょう。

③浴室・洗面台の掃除:

シャワーなどで床や壁に飛んでしまったシャンプー・石鹸などを放置しておくと頑固な汚れになります。
こまめにブラシ・スポンジで洗い流しましょう。
排水溝にたまる髪の毛なども、ブラシできれいに掃除する必要があります。
浴室は湿気がたまりますので、日常的に換気扉を回しましょう。

④トイレの掃除:

きれいで清潔なトイレは、その家を表していると良く言われています。
トイレの汚れの原因は、水垢、黒ずみ、ホコリや体毛ですが、日々のお手入れをしていれば簡単ですし、
来客があった時も慌てる必要がありません。
最近では、便利グッズとして、除菌クロス・使い捨てペーパー・フロアワイパーなどもありますので
お勧めです。

⑤フローリングの掃除・補修

掃除機で床にあるホコリやチリを吸い取る。
さらにお休みの日には、掃除機で取り切れない汚れを、フロアワイパーでふき取る。

*無垢材のフローリングを設置のお家:
重いものを落としたり、家電等で床材のキズやへこみを付けてしまうことは避けられません。
その際は、ティッシュペーパーに十分な水分を含ませたものを、キズの箇所にあてがい、5分程度経った後に、
濡れぞうきんで保護した上からアイロンで慣らすと簡単に補修ができます。

⑥漆喰の補修:
 
漆喰壁の大きな利点の一つですが、メンテナンス・補修がとても簡単です。
壁紙の補修とは比べ物になりません。

手順を簡単にご説明させて頂きます。

▼補修が必要な箇所を綺麗に掃除。
 ボロボロととれるものは手で除去。

▼適量の漆喰を水で溶き、ヘラを使って補修箇所に塗る。
(新築後入居の際、予備としての同素材漆喰をいただけるケースが大半です。)

▼定規を使って、周辺の漆喰の状態に整える。
 乾燥すると、周辺に馴染み目立たなくなります。

⑦換気の重要性:

天気の良い日には、お家の窓をすべて開けて換気を行ってください。
クローゼット、押し入れ、下駄箱も換気を行いたいですね。
手軽な湿気対策とカビ防止になります。

最後までお読み頂き、有難う御座いました。ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。

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