家づくりの支払いスケジュールを確認しよう
「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。
待望の家づくりをスタートさせるに当たり、お金の管理も当然ながら重要ですね。
一般的なケースとして、土地購入・家の建築(注文建築)・金融機関からの住宅ローン契約・その他諸費用を順に見て行きましょう。
●住宅ローンについて:
まず最初に住宅ローンの申し込みについては、「土地と建物をセット」にした合計金額で金融機関に融資を申し込み、ローン契約を締結する気とが必要です。
土地と建物の購入資金を別々にと考えの場合、住宅ローンを利用できないのが一般的ですので注意が必要です。
また土地と建物を合算ローンにすれば、住宅ローン控除の対象金額も大きくなり、税金面でのメリットも大きくなります。
一方、建物の購入資金ローンが実際に融資されるタイミングは、建物が完成して引渡しのときにやっと実施されます。
それまでには、着工金・中間金等でまとまったお金が必要になりますので、別途「つなぎ融資」を利用する必要があります。金融機関によっては、もっと融通を利かせて、必要なタイミングで融資を実行してくれる銀行もありますので、
建築会社・工務店にご相談ください。「つなぎ融資」の通以下金利と手数料が節約できるケースがあります。
●土地購入の流れとお支払い:
=流れ= =お支払い=
土地購入申込み 手付金(土地代金の 10%)
↓
土地売買契約・引渡し 土地代金の残金総額
●建物購入の流れとお支払い:
=流れ= =お支払い=
建築請負契約 契約金(工事費の 10%程度)
↓
工事着工 着工金(工事費の 30%程度)
↓
上棟 中間金(工事費の 30%程度)
↓
完成引渡し 残金
●その他の諸費用:
①土地購入の際:
仲介手数料 → 不動産会社へ支払う手数料。
土地代金 × 3% + 6万円 + 消費税
②住宅ローン:
事務手数料 (2~10万円程度が一般的)
団体信用生命保険料
火災保険料 (保健加入を融資の条件にしている。)
③じゅうたくの登記関係:
建物の所有権保存登記、土地の所有権移転登記
抵当権設定登記(銀行ローン)
司法書士への報酬
④入居後:
不動産取得税(初年度のみ必要)
固定資産税・都市計画税(毎年課税)
⑤その他諸費用:
地鎮祭、上棟式、各種契約書の収入印紙、引越費用
最後までお読み頂き、有難う御座いました。
ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。