注文住宅、事前に知っておきたい資金繰り

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

注文住宅を建てる場合には、建売やマンション購入とは異なり、決済手順と資金繰りに注意する必要があります。
一般的な決済手順は次のようになります。

① 土地の購入
 土地の購入時には、まずは(ア)手付金の支払。 次に正式契約時の(イ)決済金。
② 住宅工事の着手金
③ 設計料や建物中間金
④住宅完成・引渡し時の残金決済

一方、通常の大手都市銀行から融資してくれる住宅ローンからの決済実行は、上記④の完成最終段階です。
では、①~③の必要費用への支払は、どうすれば良いのでしょうか?
預貯金などの自己資金で賄えれば理想的ですが、なかなかそうは行かないのが現実です。
この場合、【つなぎ融資】とよばれる先行融資を利用します。
契約後、必要なタイミングで数回(3~4回)の銀行融資を受けることができます。
但し、【つなぎ融資】はいわゆる無担保ローンのため、住宅ローンと比較して金利が高く、事務手数料と印紙代金が別途必要となります。
一部には、かなり融通を利かせてくれる銀行もありますので、契約する工務店に事前のご相談をお勧めします。

また注文住宅の場合、土地購入から住宅の完成引渡しまで焼く半年の期間が必要です。
間取り設計や室内の詳細打合せに集中できるよう、事前にしっかりとした資金計画を立てておきたいですね。
土地代金・建物・内装・外構・日々の生活費・将来の学費等々の全体のバランスを見ながら計画を立てましょう。

最後までお読み頂き、有難う御座いました。
ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。

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