契約サインの前に確認したい〇〇つの心得

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

念願の家づくりの本格スタート。
具体的には、工務店との「建築請負契約書」の締結から始まります。
一生に一度といっていい大切な家づくりですから、決して後悔や失敗のないように、契約する前に必ず確認すべきポイントを7つあげさせて頂きます。
ご自身なりに、可能な限りチェックし調べてみてください。

① 経営状態の確認:
  
 経営状態が健全な工務店に依頼するのが、安心の第一歩ですね。
 万一の場合に備えて、その工務店での「瑕疵担保保険」の付保確認と、「完成保証」を利用できる会社であるかどうかを確認してください。

② 打合せ議事録の保管管理:

 家づくりでは決定すべき項目が大変多いですね。
 各種の、打合せをする際に、取り決めたことや検討すべき事項を記録に残し、お互いに情報共有するよう心掛けてください。
 せっかく選んだ工務店ですから、あとで「言った、言わない」で問題になることを避けたいですね。

③ 質問に誠実に答えてくれるか:

 現場見学や工務店を訪問した際に、工務店から業界専門用語のみで説明したり、業界慣習として押し付けたりする会社には注意しましょう。
 一般の方々にも解りやすい言葉で説明したり、不明なことがあった場合は調べてから回答しますというような、誠実な対応が欲しいですよね。

④ 地盤の確認と適切な対応:

 安全な家づくりの為には、「敷地の地盤調査と必要な対策」は、大前提ですね。
 地盤調査の結果、「改良が必要」と判明した場合は、改良工事を実行するのは必須です。
 対して、お客様が負担する総費用が増えるのを必要以上に懸念して、過去の経験だけで地盤改良工事を行わない業者は、絶対に避けてください。

⑤ 大工さん・職人さんの教育:

 工務店の社長・スタッフと現場の監督・大工さん・職人さんとのチームワークと協力は必要です。現場の整理整頓と掃除を普通に取り組んでいるかどうか確認しましょう。

⑥ 現場監督による現場点検の徹底:

 完成引渡し後の定期点検を自社で実施している工務店は、施工中に極力のミスを出さないように、大工さんや職人さんの仕事を現場監督がしっかりと点検しています。
 理由は、引き渡し後に問題が生じた場合には、その工務店に責任負担がかかってくるからです。
 OB施主の家を見学できた場合などには、質問・確認をしてみましょう。
 引き渡し後に何か不具合があった際に、連絡しても来てくれないような会社には注意が必要です。
 
⑦ 家の性能に関して、明確な基本方針を持っているかどうか?:
 
 住宅に関する技術と仕様には、様々な種類があります。
 その工務店の基本的な姿勢方針、断熱・気密への対策、耐震性・制震性への工法、自然素材の健康住宅かどうか等々、チェックと確認は必要です。

 最後に、工務店を見抜くコツは、社長や現場監督の話を聞くこと、工事現場や完成した家などの現場を見ること。
 その工務店の関係者(OB施主・大工さん・職人さんなど)に会うことが基本だと思います。
 家づくりでは、積極的な姿勢で、機会あるごとにお互いのコミュニケーションをとることが重要です。

最後までお読み頂き、有難う御座いました。ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。

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近隣トラブルを避けるために

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

住宅の建築現場では、近隣トラブルがつきものです。
なかには理不尽なクレームも多いと聞いておりますが、代表的なトラブルの原因を例記してみましょう。

●作業音がうるさい。

●業者の車が駐車されて、通行の邪魔。

●現場のゴミや面した道路に釘やタバコが落ちている。

●作業の開始時間が朝早い。 あるいは終了時間が遅い。

●建築資材の置き方が整理整頓されていない。

●現場の泥が道路に流れている。

●休日も朝早くから作業している。

●現場作業員の会話がうるさい。

●工事期間が事前の案内よりも延期されている。

色々なトラブルが考えられますが、未然に防ぎたいですね。
最悪なケースは、入居後にまでギスギスした関係が発生する恐れさえあります。
このような問題を事前に回避する為に、おすすめの対応策をまとめます。

① 着工前の挨拶廻り:
 住宅建築会社の担当者と一緒に、向こう3件・両隣のお宅へ事前の挨拶回りを行いましょう。
 建築会社に工事の日程を記載した挨拶状を用意させ、地鎮祭の行事が終わった直後が適切なタイミングだと思います。

② 工事の日程と内容を把握しておく。
 工事現場と言っても、常にクレームが発生する訳ではありません。
 工事の日程と内容を事前に把握しておき、建築資材の投入日や電気・ガス・水道などの業者が入る日は注意が必要です。

③ 工事の延長が決まったら、改めてご近所へ伝える。

④ 入居前の挨拶:
 建物の引渡しが住み、お引越しの日取りも決まったら、今までのお詫びを兼ねて、もう一度挨拶廻りを。
 
 挨拶回りに行く際は、粗品を用意するのが一般的です。
 あまり高価なものは必要なく、500~1.000円程度のものが相場です。
 タオル・石鹸・洗剤などの詰め合わせが無難ですね。

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