土地を選ぶ時に注意して見るべきポイントは?-①

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

お気に入りの土地を見つけたが、「建築条件付き」の場合、最初から諦めずに売主の不動産業者にご相談されることをお勧めします。

建築条件付きの土地とは、売主の不動産概査が同一グループ内に建築会社も持っており当初から土地と建物の合計金額で会社の採算をとっている場合が多いです。
従い、当初の土地のみの販売価格は、「参考価格」として把握されたほうがいいと思います。
ビジネスですので、土地価格を意図的に相場よりも低めに設定している場合もあります。
買主さんにとっても、該当の物件購入を検討される際は、土地と建物の合計金額を十分に確認いただく必要があると思います。

=ポイント1=

まずは立地環境のチェックですね。

*最寄り駅までの距離と時間、道路状況、交通量

*通勤・通学の経路

*市役所等の公共施設

*商業施設への距離と所要時間。価格帯、品揃え

*医療施設への距離と所要時間。 診察日と時間帯。

*学校関連 : 距離と所要時間、教育方針、評判、費用

*嫌悪施設の有無 : 車両の出入り頻度、騒音、悪臭、工事

*周辺環境の変化 : 計画道路の予定、大型施設の建設計画

*交通状況 : 交通量,騷音、振動、大気汚染

*近隣状況 : 周辺住居の形態(戸建て、マンション、アパート等々)
        近隣トラブルの有無、ごみ置き場の位置
 
*土地履歴 : 浸水歴、土壌汚染

=ポイント2=

*用途地域の確認 : 「都市計画区域」と「都市計画区域外」
           「市衛化区域」と「市衛化調整区域」

 ※基本的には、住宅を建築できるのは、「市衛化区域」です。

*土地と道路の関係 : 建築甚準法の定めにより 「接道義務」があります。

これは、住宅用の土地には、幅4m以上の道路に、間口2m以上接していなければなりません。
もし道路幅が4m未満の場合は、道路の中心線から2m後退したところを、道路境界線とみなします。(=「セットバッグ」規制)

*接する道路の種類確認 :「公道」か「私道」かの確認。
 特に、「私違」は個人の所有ですから、注意が必要です。

最後までお読み頂き、有難う御座いました。ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。

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