土地を選ぶ時に注意して見るべきポイントは?-②

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

前回のつづき。。。
 
=ポイント3=

土地の安全性確認です。地盤の状況は、周辺環境からもある程度の推測が出来ます。

*水域を埋め立てた地域かどうか? ⇒ 法務局で土地登記簿本を取得すること可能。

*周辺道路 : 道路より低い土地は、水が溜まりやすく、地盤も弱いことが多
い。

*盛り土による造成地か?

*海・河川・沼,水田など : 雨水のしめ込み度が早い場合、締め固めが不十分の可能性。

*雨天時の雨のしみ込み度 : 軟弱地盤による不同沈下の可能性。

*近隣住宅の基礎などのヒビ

*地名に「水」が絡んでいるか? : 水田、水辺、低地、窪地、水域等

※地盤調査を行って、軟弱地盤と判明しても、地盤改良などの補強工事を十分に行えば住宅の建築は可能です。


=ポイント4=

土地代以外の隠れた費用の有無。

*地目が農地の場合 : 地目変更登記費用が発生します
            場合によっては、農作物徹去費用、畑土などの処分費、
            埋め立て用の盛土費用も発生します。
            
*隣地や道路との高低差 : 1mを超える高低差がある場合、擁壁(土留め)工事
              の費用が費用が割高になります。

*インフラ登備の確認 : 前面道路だ上下水遣:電気・通信等の各設備が来てい
             るかどうか?

*地盤が悪い : 軟弱地盤ですと、地盤補強工事が発生します。事前に地盤調査
         が出来るとペストですね。


*地域ごとの各規制確認 : 各県、各市町村により様々な規制があります。 
              建築確認申請以外の特殊規制による申請業務や付帯
              工事が発生する可能性があります。

*境界杭の確認 : 境界杭がない場合、境界画定測量の費用が発生してしまい
          ます。
          購入前に売主、隣地所有者立会いのもと、境界を確定して
          おくべきです。

不動産の個人売買は可能です。

一番のメリットは、仲手数料が必要なくなります。

しかし、いくつかの注意点とリスグがありますので、以下に列記させて頂きます。

*物件漬報の正確な把握が問題になります。
 売主が用意する各種の書類(登記簿藤本、固定資産税評価額証明書、公図、物件表示書類等々)によって、
 法律上の扱いまで把握する必要があります。


*売買契約書の作成も大変です。
 売主・買主でお互いに取り決めておくべき事柄が抜けてしますと、後々トラブルになってしまいます。
 弁護士を間に入れた方が良いと思います。


*住宅ローン審査においても、売買契約書の提出が必要です。
 同契約書の記載内容に問題があれば、金融機関の目にはリスクと移ります。

*重要事項説明書があっても、買主はチェックポイントを整理して、十分な理解と把握が必要です。

*必上の状況を考えると、結局は各専門家の力を借りることになると思います。
 例えば、不動産鑑定土、司法書主、弁護土ですね。
 各専門家への費用を考えると、ネ動産業審への伸介手数料と大差なくなるのではないでしょうか。

最後までお読み頂き、有難う御座いました。ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。

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