からだを守る「夏対策」

夏は、何かと外出する機会が増えるもの。 しかし、夏の強い日差しは、思わぬダメージを与え、トラブルの原因にもなりかねません。 そこで、今の季節だからこそ気を付けたい、からだを守るための「夏対策」をご紹介します。

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夏の紙、パサついていませんか?

お肌は気をつけているのに、つい忘れてしまうのが頭皮や髪の毛の紫外線ケア。 紫外線は、髪の主な成分であるタンパク質を破壊します。 このため、キューティクルがはがれてツヤがなくなるだけでなく、乾燥して枝毛や切れ毛などの原因になります。 また、メラニン色素を分解してしまうので、焼けたような赤茶色の髪になってしまうのです。 お出かけ前は髪の毛用の日焼け止めスプレーなどで、髪の表面をコーティングしてあげましょう。

サングラスで紫外線予防

紫外線は目にもさまざまなダメージを与えます。 急性のものとして「雪眼炎」(雪目)があり、角膜が炎症を起こし、激しい痛みをともないます。 慢性的なものには、眼の充血や異物感を感じる「翼状片」や、水晶体が濁って視力が低下する「皮質白内障」などがあります。 対策として、着用するサングラスは紫外線透過率の値が低く(0.1以下)、側面まで覆うようなタイプを選びます。 色の濃いものは瞳孔が開きやすくなり、かえって危険な場合もあるので注意が必要です。

夏ならではのトラブル「虫さされ」

蚊やアブ、ノミなどの"吸血する虫"、ハチや毛虫などの"刺す虫"、そしてクモやムカデなどの"咬む虫"などなど、夏は虫にも気をつけなくてはなりません。 また、虫だけではなく、クラゲやヒトデなどによっても皮膚炎を起こすことがあります。 痛み、またはかゆみをともない、すぐに反応が起きるものとゆっくり反応するものとがあるので、すぐに患部を冷やし、放っておかないことが大切です。

最近ではアウトドアが人気ですが、山や海、川などお出かけの際は、しっかりと対策をするようにしましょう(^^)