失敗しない注文建築会社の選び方のポイント

「注文住宅を建てたい!」と思ったら、まず何から始めたらいいのでしょう?
初めての家づくりで右も左も分からないという方のための応用編です。

一生に一度といっても良い新たな家づくりです。
決して失敗しない住宅建築会社の選び方のポイントをご紹介します。
日本の住宅建築会社の数は、1000人に1社、100万人に1000社もあると言われています。無暗にあたっていると迷ってしまいますよね。
以下の4つのポイントを基準に選んで頂きたいと思います。

① 新築住宅を中心に扱っている。
建築業者の中には、新築住宅だけでなく、リフォーム・建売・マンションの内装工事・大手ハウスメーカーの下請け・店舗工事等々手広く仕事をしている会社があります。
注文住宅を建てるのであれば、新築を主業務にしている工務店を選んでください。
新築意外に手広く仕事をしている背景は、新築だけでは会社維持する能力がないか、リフォーム・建売の方が作業効率がよく利益重視の会社である場合が多いです。
新築住宅をしっかりとこなせる業者であれば、リフォームや建売の仕事も上手くこなせます。
新築の仕事の方が、はるかに複雑で、職人さんの高度な技術も必要です。
    新築  〉 その他の業務

② 家づくりの理念がしっかりと明確化されている。
その工務店特有の理念と差別化を持っているかどうか?
例えば、
●無垢材にこだわりを持っている
●自然素材を使用している
●デザイン性の高い家づくりを目指している
●メンテナンスにやさしい家を謳っている
●最新設備を導入して機能性まで考えている

お客様のご要望ポイントに一致するかどうかチェックしてください。
工務店と面談の際に、他社との差別化について質問されるのをお勧めします。
また、一貫性も大切ですね。 ある時は木造住宅、時には軽量鉄骨、建前は無垢材だが、場合によっては集成材の使用などなど、一貫性がないのは問題だと思います。

③ お客様の要望を聞き取りながら、適切な提案をする能力。
まずはお客様(施主)の要望を聞き取る姿勢は絶対的に必要です。
一方、お客様は建築の素人さんですから、現実的ではないとか何か別の問題点がある場合は、業者側からその理由説明と共に、適切な追加修正のアドバイスと提案が欲しいですね。
逆に、お客様の要望をなんでもかんでも導入する工務店とか、自社の考えを強引に押し付けてくる工務店は問題です。

④ 自社設計・自社施工である。
契約を取ってしまうと、設計・施工は下請け業者に丸投げでは責任能力がありません。
また元請から下請け業者に仕事が流れる仕組みでは、中間マージンを筆頭にした余計な費用も掛かります。
この点も、工務店との面談の際には、チェックを心掛けて下さい。

最後までお読み頂き、有難う御座いました。
ご参考になりましたか?
家づくりでお困りのことがあれば、サチライまでご連絡下さい。

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